私たちは先月、ION Chainをメインネットに正式にローンチし、2025年に向けた最初の大きな節目を迎えました。昨年、私たちはコミュニティを4,000万人以上に拡大し、ネイティブなICE コインを世界トップクラスの暗号取引所40カ所以上に上場させ、スタートアップ企業の豪華なラインナップを迎え入れました。そして、今日までに達成したことを非常に誇りに思っていますが、これはこれからの基盤に過ぎず、非常に強固なものです。
早速ですが、ION Frameworkをご紹介しましょう。これは、インターネットをオンチェーン化する私たちの旅における次の大きな足がかりです。ION Identity、ION Vault、ION Connect、ION Libertyの4つのコア・コンポーネントを備えたION Frameworkは、ブロックチェーンの比類ないパフォーマンスを基盤に、私たちのデジタル・プレゼンスとインタラクションのあらゆる側面を分散化します。ユーザーフレンドリーなdAppsを誰でも簡単に作成できるようにすることを目的に構築されたこのフレームワークは、ION Chainを大量導入に適したものにしています。
IONフレームワークの威力と可能性、そして特に新インターネット時代のアプリの姿を紹介するOnline+ dAppのローンチを間近に控え、この不可欠なdApp構築ツール群を構成する各コンポーネントを深く掘り下げてみた。
この記事では、デジタル主権に根ざした新しいインターネットのための実行可能な青写真であるIONフレームワークを構成する各構成要素について、4回シリーズで掘り下げていきます。
グラウンド・ゼロ：イオン・チェーン
ION Frameworkに入る前に、ION Chainのコア機能を見てみましょう。ION Chainのレイヤー1ブロックチェーン基盤は、ION ChainのdApp構築インフラストラクチャの基盤であり、各フレームワークコンポーネントのスケール効率を保証するものです。
- 大量導入のために作られたイオン・チェーンのアーキテクチャーは、長期にわたって利用できるように設計されている。参加者が増えるにつれてボトルネックにぶつかるのではなく、水平方向にスケールするため、無限のユーザー数に対応できる可能性があります。私たちの最終目標は、インターネットの55億ユーザーをオン・チェーンに取り込むことです。
- 迅速なトランザクション：トランザクションが処理されるまで誰も待ちたくはない。IONは1秒間に数百万件のトランザクションを処理することができ、現存するブロックチェーンの中でも最速の部類に入る。なぜなら、分散型であろうとなかろうと、誰も遅いアプリを使いたいとは思わないからだ。
- プライバシーとセキュリティを第一に： データ保護なくしてデジタル主権はありえません。量子力学に基づく暗号化やガーリック・ルーティングなど、さまざまな仕組みを駆使して、お客様のデータを安全にお預かりします。さらに、合理化された認証とアカウント回復により、秘密鍵の紛失によるストレスはもうありません。
- 真の分散化：IONチェーンは、世界中に散らばる200人のバリデーターによって立ち上げられ、そのプルーフ・オブ・ステーク・モデルによって、ガバナンスは確実にコミュニティの手に委ねられている。ICE コインの保有者は主要な決定において発言権を持ち、IONを単なるネットワークではなく、ユーザーによって形成されるエコシステムにしている。
これらの機能は聞き覚えがあるかもしれない。これらは、悪名高い「ブロックチェーンのトリレンマ」であり、私たちはついにその解決策を見つけたと信じている。しかし、私たちは、Web3空間における絵空事のような課題にこだわるのではなく、このブレークスルーを利用して、真の変革をもたらすツールキットを提供します。IONフレームワークの登場です。
概要IONフレームワーク
ION Chainのパフォーマンスに基づいて構築された当社のフレームワークは、dAppビルダーに当社のブロックチェーンを大量利用するために必要なすべてのツールを提供します。ION Frameworkの各コンポーネントは、デジタル人格の特定の要素に取り組んでおり、そのモジュールを組み合わせることで、私たちのデジタルプレゼンスとインタラクションの全体、つまり、私たちのアイデンティティ、私たちが生成、共有、消費するコンテンツとデータ、そしてこのオンラインフットプリントの安全な保存を分散化します。
ION Frameworkの4つのコンポーネントの主な機能を簡単に見てから、その仕組みについて詳しく説明しよう：
1.ION Identity：デジタルセルフの所有権
現在、中央集権化されたインターネット上では、私たちのほとんどはデジタルIDを所有していない。大手プラットフォームが私たちの個人データを収集し、保存し、収益化しているのです。ION Identityはこの状況を変え、ユーザーが自分のデータを完全に所有し、コントロールできるようにします。要するに、もう個人情報をテック企業に渡す必要はないのだ。
2.ION Vault：プライベートで安全なデータストレージ
あなただけが、あなたのコンテンツへのアクセスをコントロールできる個人的なデジタル保管庫を持つことを想像してみてください。それがION Vaultです。コンテンツを自由にロックアウトしたり削除したりできるクラウドサービスとは異なり、ION Vaultは、あなたのデータをオンチェーンで安全に保管し、文書、メディアファイル、ソーシャルコンテンツ、個人データであろうと、それに対する完全な権利をあなたに付与します。
3.イオンコネクトデジタル・インタラクションの分散化
ソーシャルメディアやメッセージング・プラットフォームは現在、仲介者として機能し、私たちがオンラインで何を見、どのようにやりとりするかを決めています。ION Connectはこのような仲介者を排除し、企業の監視やデータ収集なしに、直接、ピアツーピアでの交流を可能にします。これにより、オンライン上の有意義なつながりだけでなく、真のヒューマンエンゲージメントを育むdAppsの創造にも無限の可能性が広がります。
4.イオン・リバティ無料、無制限のコンテンツアクセス
検閲の問題は深刻化している。中央集権的な当局が、オンラインで共有したり閲覧したりできるものとできないものを決定するため、多くのユーザーは、表現の自由と情報へのアクセスを維持するために、地理的に制限されたコンテンツにアクセスするためにVPNに頼ったり、怪しげなプラットフォームを探索したりすることになります。ION Libertyは、このような必要性を排除し、ユーザーによってのみ管理される情報の自由な流れを保証する分散型プロキシおよびコンテンツ配信ネットワークです。
これら4つのビルディング・ブロックで構成されるION Frameworkは、ユーザーの利便性を損なうことなくデジタル主権を優先するあらゆるアプリのバックボーンです。そして、普遍的な適用可能性、完全な分散化、人間中心主義というまさにこの組み合わせこそが、dAppsを通じて世界をオンチェーン化すると私たちは信じています。間もなくアプリストアに登場する私たち自身のOnlilne+ dAppが、その証です。
イオンが語る未来
私たちは、ユーザーの自律性、プライバシー、検閲への抵抗に根ざしたデジタル接続の未来を構想している。そこでは、分散型アプリがすべての人のポケットに入り、企業ではなく人々にサービスを提供することでオンライン体験を向上させる。IONフレームワークは、この新しいインターネットの青写真であり、Online+はその最初の主要なショーケースです。
今春ローンチされるOnline+は、多様なコンテンツ形式と共有オプションをサポートし、内蔵ウォレットと暗号化チャットを特徴とする分散型ソーシャルメディアアプリです。この典型的なイオンのdAppは、成長するコミュニティのハブとして機能し、ICE コインのstaking提供し、多くの特典やユーティリティの中で、より広範なdAppエコシステムへのゲートウェイを提供します。
さらに重要なことは、Online+が世界中のdAppビルダーにIONフレームワークを提供することだ。本番稼動後は、その背後にあるコード（インターネットユーザーをオンチェーンに移行させる新世代のアプリの青写真）は、IONでビルドすることを望む開発者なら誰でも自由に利用できるようになる。IONのこの次の大きなマイルストーンは、Web3スペースのゲームチェンジャーになると確信していますが、決してデジタル・コネクティビティを分散化する私たちの旅の終着点ではありません。
開発者やブロックチェーン愛好家だけでなく、一般的な技術に精通した人たちだけでなく、想像力や起業家精神、ライフハックのコツを持つ人なら誰でも、数クリックでdAppsを構築できるようにする。
想像してみてほしい。分散型オンラインストア、分散型フードデリバリーアプリ、分散型アイデンティティとデータストレージソリューション、犬の散歩のための分散型ソーシャル、特定の関心グループのための分散型ソーシャル、あらゆるコミュニティのための分散型ソーシャル......。
IONフレームワークをより深く掘り下げ、新しいインターネットを形成するツールや、その中でのあなたの役割についてお伝えしますので、ご期待ください。